部屋のインテリアっていうのは、簡単そうで意外と奥が深いものです。
これを追求するとなれば、いろいろな角度から物事を見えるようにならなければいけません。
例えば、時代を合わせると言うのも1つの方法です。
部屋を統一感で満たすためには、同じような時代のものを揃えることが大事です。
部屋の中にあるものがヨーロッパ風でしかもアンティークのものであれば、その時代に揃えることで全体的な統一感を出すことができます。
できれば家もヨーロッパ風にした方が良いですが、そこまでこだわらなくても部屋の中に入った瞬間に、150年あるいは300年位時代が戻ったような空気を出すことができれば、それはそれで1つの統一感が出ていると言える事の証かもしれません。
時代が大事でありながらもう一つ大事なことがあり、その国で統一することも重要といいます。
これを具体的に挙げるならば、例えば日本のアンティークで揃えるならば最後まで日本のアンティークにこだわるべきです。
江戸時代に使われていた三面鏡を揃える一方で、ヨーロッパ風のタンスが隣にあると言うのはどうもおかしな話です。
仮に時代が一致しており、ヨーロッパの1800年代のものと日本の1800年代の江戸時代の終わりごろに作られた家具が横に並んでいるとすれば、確かに時代的には問題無いものの、やはり違和感を覚える人は多いでしょう。
部屋の中にちょうちんがたくさん飾られている家があります。
これはよくお土産物等で売られており、正しく今の60代から80代位の人はよく集めていたかもしれません。
ところが、部屋の中の雰囲気がヨーロッパ風の場合には、どうも力が抜けてしまいそうになるかもしれないです。
このように、時代も大事ですがその国の雰囲気を壊さないようにすることが必要になるでしょう。
もちろんそこまでこだわらないならば、特にせっかく集めたちょうちんを取り外す必要もなく、統一する必要もありません。
あくまでこだわった人の話になりますので、こだわりすぎるならばやはりその辺に注意を注いだ方が良さそうです。
このようにいろいろな見方をすることにより、インテリアの作り方の難しさがわかってきます。
本格的にインテリアにこだわるならば、配色などもよく決めておかなければいけません。
配色と言うのは要するに1つの部屋にどれだけの色を使うかと言うことです。
よく統一感を出すために、すべて同じ色に固める人がいます。
ですがこれははっきりってセンスがありません。
例えば、洋服でも上から下まで全部黒にする人家全部白にする人がいますが、黒はまだわかるものの白谷奇抜な色だとかなり目立ちます。
そして目立った結果センスがいいと思われているかと言えば、実はその逆でセンスが悪いと思われているでしょう。
靴がオレンジでズボンや上着そして帽子まで全てオレンジだとすれば、少し近づきがたい雰囲気が出ているかもしれません。
日本人はあまり見かけませんが、外国人でそのような人を見かけることもあるかもしれません。
このように、何色まで部屋のインテリアに使ったら良いかと言うヒントは、人々のファッションに表現されているより、一色だけではダメで3色位は使ったほうが良いでしょう。
もちろん何色までと言うものに答えがあるわけではありませんが、あまりたくさんの色を使いすぎてもバランスが悪くなりますし、逆に絞り込み過ぎてもバランスが難しくなるといった問題があります。
具体的なカラーを見ていくと、例えばアイボリーホワイト型などを使っている家庭は少なくありません。
それに比較的親和性があるのがウッドブラウンやブラウン系の色です。
これらの両方の家具を集めることが簡単であり、それほど困難ではありませんが、日本の昔の雰囲気を出したい和風の場合には、アイボリー系と言うのは少なくウッドブラウン系が中止になりそれ以外にもう一色ぐらい付け加えておいた方が良いかもしれません。